建物の床下にしろあり対策協会の仕様書に従った薬剤散布が不可能もしくは、困難な建物が対象になります。
1.ベタ基礎土間床構造
逆ベタ基礎と言われる構造。土間コンクリートに空間なく直接床材が施工されている建物で土台等床材に薬剤散布が困難な建物。
2.空気循環型住宅
床下空間の空気を壁体内や室内に循環させる住宅で床下に薬剤を散布することが不可能な建物。
3.基礎外断熱工法で断熱材がしろありの食害にあっている建物
1.玄関ポーチ・勝手口・犬走りを含めた建物外周をすべて薬剤の帯で囲みます。
2.施工方法
①土が露出している箇所
基礎外面に沿って20cmの巾で深さ20~25cmの土を掘り出して溝をつくり、1m当り5ℓの薬剤を散布する。
②タイル貼り及び犬走り等コンクリートが打設されている箇所
タイル目地及びコンクリート面に30cm間隔で穴をあけ、1箇所当り1.5ℓの薬剤を注入して穴埋めをする。
3.使用薬剤
日本しろあり対策協会認定薬剤のうち、外周処理施工に適した薬剤を選定します。
シロアリ防除施工保証書
通常の床下薬剤施工と同様に施工後5年間の保証書を発行いたします。
但し、すでにしろありの被害が広範囲に広がっていたり、建物の立地環境が施工に適しない場合は、保証できないケースもあります。